2008年4月23日水曜日

エルピーダは蘇った 異色の経営者坂本幸雄の挑戦 松浦 晋也 著

気鋭のノンフィクション作家が、日本唯一のDRAM専業メーカーで知られるエルピーダメモリ(株)のCEO坂本幸雄に10時間におよぶインタビューを行い、エルピーダメモリ躍進の秘密に迫る。 坂本幸雄はもともとは甲子園を目指した高校球児。日本体育大学を卒業後、テキサスインスツルメンツ(TI)の倉庫番からスタートし、その才能を徐々に開花させ、企業再建請負人として現在の地位に登りつめた異色の経営者。 日立とNECの合弁企業として生まれたエルピーダは、長らく赤字に喘いでいた。しかし、2002年に社長に就任した坂本は経営幹部の入れ替えをはじめに数々の豪腕をふるい、短期間に同社の黒字転換に成功する。韓国をはじめとする海外勢に席巻された半導体業界に、DRAMに特化した戦略で立ち向かう坂本幸雄のユニークな経営手腕の秘密を明らかにする。

本の持ち主: 石原
貸し出し状況:貸出可
ラベル:C0034

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