2008年4月23日水曜日

博士の愛した数式

小川洋子・著

「ぼくの記憶は80分しかもたない」博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた—記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政 婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ち たものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。


本の持ち主: しょう。
貸し出し状況:貸し出し可能

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